私とホームページの20年
私のホームページ制作は、ガラケーから始まりました。
2004年頃|中学生、ホームページ制作との出会い
私が初めてホームページを作ったのは、中学3年生の頃でした。
当時はまだスマートフォンもSNSもない時代。ドコモの「パケ・ホーダイ」が登場し、携帯電話でインターネットを思う存分楽しめるようになった頃です。
当時流行していたのが「魔法のiらんど」をはじめとする、無料のホームページ制作サービス。
私も魔法のiらんどやフォレストページなど、いくつものサービスを試していました。
その中で最終的に選んだのが「モバスペ」。
理由は単純で、ほかのサービスと比べて広告が少なく、すっきりしたホームページを作れると感じたからです。
ただ、私がやりたかったのは日記を書いたり、誰かに情報を発信したりすることではありませんでした。
HTMLタグを自分で入力して、表を作ってみたり、メニューを縦に並べてみたり、トップページのレイアウトを工夫してみたり。
小さなガラケーの画面で、ひたすらホームページの見た目を作り込んでいました。
今振り返ると、ホームページで何かを発信することよりも、ホームページを作ること自体が楽しかったのだと思います。
これが、私のWeb制作の原点です。
学生時代から社会人へ|一度離れたWeb制作
その後は部活動やゲームに夢中になり、ホームページ制作からは自然と離れていきました。
社会人になってからは、自動車部品メーカーに就職。事務系の業務を経験した後、社内パソコンの保守やシステム設計など、ITに関わる仕事に携わりました。
そして会社員としての経験を経て、パソコンの修理・販売を中心とした事業で独立しました。
この頃は、将来自分がホームページ制作を仕事にするとは、まったく考えていませんでした。
思いがけず、再びホームページ制作へ
独立して間もない頃、新しい集客方法や収入源を模索する中で、アフィリエイトブログに挑戦しました。
レンタルサーバーを契約し、独自ドメインを取得して、WordPressを使って一からブログを構築。
そんな中で、ふと気づいたことがありました。
「トップページを記事一覧にするのではなく、固定ページにして自由にコンテンツを配置すれば、会社のホームページも作れるんじゃないか?」
そこから自社のホームページを自分で作り込み、デザインや構成を工夫するようになりました。
中学生の頃に楽しんでいたホームページ制作に、思いがけない形で再び触れることになったのです。
ホームページ制作が仕事になった日
自社のホームページを制作していたことがきっかけとなり、知人を通じてホームページ制作の依頼をいただくようになりました。
最初は別の事業の延長として始まった、小さな仕事でした。
その後、月額制でホームページを提供するサービスの存在を知り、初期費用を抑えてホームページを持てる仕組みに可能性を感じました。
「このサービスを、地元でも提供できないだろうか?」
そんな思いから、ESコンピューティングの月額制ホームページ制作事業が始まりました。
当初は既存のサービスを参考にしながらのスタートでしたが、お客様からのご相談や日々の制作経験をもとに、料金体系やサービス内容を少しずつ見直してきました。
2026年|約300社の制作経験を経て
気づけば、これまでに約300社のホームページ制作に携わってきました。
業種も規模も、ホームページを作る目的も、お客様によってさまざまです。
同じホームページは一つとしてありません。
だからこそ、お客様が伝えたいことを、どのような構成やデザインで表現するかを考える時間は、今でも楽しいものです。
現在は通常の制作業務に加え、「エスラボ」というWebデザインの実験コンテンツも運営しています。
デザインやレイアウトの違いが与える印象を研究したり、少し変わった操作方法を試してみたり。
考えてみれば、中学生の頃にガラケーで表を組んだり、メニューの配置を工夫したりしていた頃と、やっていることはそれほど変わっていないのかもしれません。
「こうしたら、どうなるんだろう?」
そんな好奇心が、今も私のホームページ制作の根底にあります。
20年以上前、小さな携帯電話の画面から始まったホームページ制作。
これからも、一つひとつのホームページを楽しみながら、丁寧に作っていきたいと思っています。


